〈番組内容〉

　一般人・有名人を問わず、昔は厳しい雨の時代を過ごしながらも、逆境を乗り越え現在は成功を収めている人々を「虹」にたとえゲストに向かえ、その人の「雨時代」と「そこから生まれた虹（成功）」を再現VTRを交えて紹介する30分の深夜番組。事業に失敗して借金を抱えている芸能人や売れない芸人など、厳しい状況を過ごす「雨芸能人」が視聴者目線でVTRを見て、感動を引き立てる。


出演者　
　司会者２人
　ゲスト１人
　雨芸能人４人
　（計７人）

〈正面〉

中央にゲスト登場口、向かって左手に司会者席、右側に登場したゲストが座る席を置いた。番組でメインとなるセットである。
司会者は板付きでいて、司会者の「ゲストの登場です！」の声でゲストが中央から入ってく来て画面右側のゲスト席に座る。
ゲストが高齢で付き添いが必要な場合や通訳が必要な外国人の場合にはゲスト席の向かって左横に椅子を用意する。またゲストが車いすを使っている場合はゲスト席は撤去してその位置に車いすでいてもらう。
またゲストは一般人の場合もあり、大きな声を出し慣れていない場合もあるので司会者席・雨芸能人席両方に近い位置にゲスト席を設けた。

モチーフは虹と光。セットはポップでカラフルにして虹の楽しそうな、明るい、輝かしいイメージにして、上手のセットとの対比を強くなるようにした。

〈上手〉

雨芸能人が座る席を置いた。ゲストのVTRあけに雨芸能人の反応を見せたり、コメントや質問を求めるときに使われる。

セットは雨・雲・傘・吹き付ける風などをモチーフにブルーを基調とした画面になるようにした。ゲストが映る正面と対比させ、冷たい、暗い印象を引き立て、雨芸能人の現状を知らない視聴者にも、画面に映っている人々が現在厳しい状況にあるということを連想できるようにした。

〈下手〉

後ろの黒枠は大型ビジョン。下手のセットの使用用途は、
①客席からVTRを見るための画面
②ゲストによってはパフォーマンスやヒット製品を紹介するためのステージ。（製品を紹介する場合はアシスタントがそれらが乗ったキャスター付きテーブルを持ってくる。）

②の状況で使われる時は、パフォーマンスや製品が見やすいように画面は基本真っ黒にする。パフォーマンスの種類によっては映像を流す場合もある。
ゲストが特にパフォーマンスなどをしない場合は下手のセットは客席用のビジョンとしてのみ使われて、放送には映らない。

放送に使われない場合もあるため、「このセットが画面に映った時は普段とは違うなにか面白いことが始まる」と視聴者に思わせるため、正面・上手のポップな印象とは違った、シリアスで神聖な雰囲気が出るようにし、「これからきっとすごいことが始まるぞ」「だから画面に集中しよう」と視聴者に思わせる。また製品を見せる場合はよりその価値が高く見えるようにする。

〈どんびき〉

番組のオープニングはこの画から始まる。セット左上・右上・正面には普段は画面に映らない飾りをつけてセットにボリュームを持たせ、楽しそうなポップな雰囲気を視聴者にあたえる。